<話題の焦点>=海外マネーが熱い視線! この高ROE銘柄に要注目
では誰が買い上がったのか、といえばそれは売買シェア6割を超える海外の投資マネーということになる。つまり、今の東京市場に活況をもたらせた陰の主役は、外国人投資家にほかならないのだ。
その外国人投資家は1月第3週も2138億円を買い越しており、これで昨年来10週連続の買い越しで、この期間の買い越し額総計は2兆7500億円を超えている。この先も、政府と日銀が二人三脚でデフレ脱却の実現を目指す日本株に、継続的な買いを入れてくる可能性は高い。
外国人が企業への投資の際に重要視するのはROE(自己資本利益率)であることは業界の常識。ROEは簡単に言えば企業が株主から集めた資金(自己資本)でどのくらいの利益を稼いだかを示す指標である。
この数値が大きいほど、自己資本を効率的に使っていることを意味する。そこで今回は時価総額が1000億円以上の主力級の企業で、有配でなおかつROEが20%を超える高ROE銘柄を抽出した。
◆外国人投資家も熱視線! この「高ROE銘柄」に注目
銘柄(コード) ROE(%)
大東建<1878.T> 33.4
カカクコム<2371.T> 32.3
エムスリー<2413.T> 29.7
DENA<2432.T> 40.7
JT<2914.T> 20.3
コスモス<3349.T> 23.4
シップ<3360.T> 21.8
グリー<3632.T> 79.1
パーク24<4666.T> 21.7
ヤフー<4689.T> 23.7
オラクル<4716.T> 32.7
東ゼネ石<5012.T> 43.7
日立<6501.T> 21.6
アンリツ<6754.T> 21.5
いすゞ<7202.T> 24.5
伊藤忠<8001.T> 23.8
丸紅<8002.T> 21.2
サンリオ<8136.T> 43.5
大京<8840.T> 20.3
JAL<9201.T> 63.6
SCSK<9719.T> 24.1
ニトリHD<9843.T> 20.9
ファーストリテ<9983.T> 20.4
ソフトバンク<9984.T> 40.3
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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