会舘、非開示だった今期経常は黒字浮上、未定だった配当は3期ぶり20円で復配

　東京會舘 <9701> [東証Ｓ] が3月3日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった23年3月期の業績予想は経常損益(非連結)が1.5億円の黒字(前期は6.8億円の赤字)に浮上する見通しと発表した。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を20円実施し、3期ぶりに復配する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023 年３月期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による消費活動の停滞や感染拡大が収束する時期を見通すことは難しく業績への影響額を客観的に見積もることが困難であったことから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報に基づいた2023年３月期通期の業績予想値を算定しましたので公表いたします。※業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって本資料の予想数値と異なる可能性があります。

　当社は、当事業年度に創業100周年を迎え、株主の皆様へ感謝の意を表するため、2023年３月期期末配当において、1 株当たり10円の記念配当を実施する見込みであります。 また、2023年３月期普通配当につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難であることから未定としておりましたが、2023 年 3 月期の業績予想が上記のとおりとなったことから、１株当たり10円とさせていただく見込みであります。 この結果、2023年３月期の１株当たり配当金につきましては、普通配当10円に記念配当10円を加え、20円とさせていただく見込みであります。