―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月2日から3日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 アインHD <9627>
22年4月期の連結経常利益は前の期比26.8%増の160億円になり、23年4月期も前期比27.8%増の205億円に伸びを見込み、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 日本駐車場 <2353>
22年7月期第3四半期累計(21年8月-22年4月)の連結経常利益は前年同期比33.0%増の37.3億円に拡大し、通期計画の44億円に対する進捗率は84.9%に達したものの、5年平均の91.4%を下回った。
★No.3 トミタ電機 <6898>
23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比10倍の1億円に急拡大し、2-7月期(上期)計画の5400万円に対する進捗率が185.2%とすでに上回り、さらに前年同期の12.2%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<9627> アインHD 東P +11.00 6/ 3 本決算 27.80
<2353> 日本駐車場 東P +9.94 6/ 3 3Q 32.98
<6898> トミタ電機 東S +9.50 6/ 3 1Q 900.00
<9678> カナモト 東P +1.93 6/ 3 上期 -13.55
<6040> 日本スキー 東G +0.73 6/ 3 3Q 492.86
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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