―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の3月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 Casa <7196>
21年1月期の連結経常利益は前の期比30.9%減の10.9億円に落ち込み、従来予想の16.7億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。
▲No.3 サムコ <6387>
21年7月期第2四半期累計(20年8月-21年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比44.4%減の2.6億円に落ち込み、通期計画の10億円に対する進捗率は26.2%にとどまり、5年平均の55.9%も下回った。
▲No.7 スバル <9632>
21年1月期の連結経常利益は前の期比0.2%減の41.2億円になり、22年1月期も前期比2.0%減の40.4億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6535> アイモバイル 東1 -7.82 3/11 上期 59.42
<7196> Casa 東1 -7.57 3/11 本決算 -22.02
<6387> サムコ 東1 -4.13 3/11 上期 -44.37
<3921> ネオジャパン 東1 -3.97 3/11 本決算 3.38
<8068> 菱洋エレク 東1 -2.58 3/11 本決算 115.47
<7640> トップカルチ 東1 -1.91 3/11 1Q 13.45
<9632> スバル 東1 -0.50 3/11 本決算 -1.97
<9681> 東京ドーム 東1 -0.08 3/11 本決算 -
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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