東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは鉄鋼、海運、ガラス土石、金属製品、鉱業、パルプ紙、その他金融、非鉄金属が上昇。一方で水産農林、サービス、陸運、情報通信、その他製品が小安かった。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>、アドバンテスト<6857>が堅調。一方でテルモ<4543>、資生堂<4911>、NTTデータ<9613>が小安い。
リバランス中心であろうが、米株高の流れを受けて日経平均は25日線を回復した。ただし5日線との攻防となっており、5日線と25日線とのデッドクロスが接近している状況でもあり、神経質にならざるを得ないだろう。テクニカル面とはいえ、シグナルが悪化してくると、リバウンド機運は高まりづらいところ。物色としてもやや内需志向のようにみられ、インデックス売買主導で日経平均は反発するも、個人主体のマザーズ指数は下落しているところをみると、オーバーウィークのポジションを避ける流れから、明日についても利食いの動きが意識されそうである。
本日は鉄鋼が4%を超える上昇となった。米中通商協議を巡る不透明感が和らいだことが材料視されていたが、基本的にはショートカバーによるリバランスであろう。日経平均が高値圏でのこう着が続く中、低迷していたセクター等には買い戻しが意識されるほか、需給良好な銘柄などに資金が集中しやすいだろう。また、マザーズは下落しているものの、出遅れ感の強い銘柄や業績成長が期待される銘柄などへは、利食いをこなしながらの物色が意識される。
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