東証1部の騰落銘柄は値上がり数が若干上回っているが、値上がり値下がり数は拮抗。セクターでは繊維、石油石炭、海運、ゴム製品、サービス、医薬品、鉄鋼、精密機器、倉庫運輸がしっかり。半面、不動産、陸運、鉱業、電力ガス、水産農林が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、NTTデータ<9613>がけん引。一方でユニファミマ<8028>、東エレク<8035>、KDDI<9433>が重石となった。
「米中首脳会談の準備に向け両国が協議」との報道が買いに向かわせた局面もみられたが、先週の段階で、中国と米国の交渉チームは米中首脳会談の準備のため、25日にも大阪で会合を開く見通しと伝えられており、好材料視というよりも売り込みづらくさせた格好であろう。もっとも、日経平均の底堅さは意識されているとは言え、売買代金は1.4兆円にとどまっており、積極的な参加者は不在といったところである。
ただし、G20への期待を背景としたポジションが積み上がっているとは考えづらい需給状況の中であり、どちらかというと外部環境の不透明感からショートに傾いていると考えられる。上値を買い上がる流れは期待しづらいものの、買い戻しに伴う底堅さは引き続き意識されやすいところである。その他、円相場は円高傾向ながらも小康状態であり、輸出関連などへもG20を前に買い戻しの動きが意識されそうである。
基本はこう着感の強い相場展開が続くと考えられるが、日経平均は5日線処での底堅さが意識されてくるようだと、節目の21500円突破を試す展開もありそうだ。
<CN>
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