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最新投稿日時:2025/01/07 19:30 - 「2025年相場を牽引せよ!青空圏翔ける「上場来高値銘柄」に一段高機運 <株探トップ特集>」(株探)

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2025年相場を牽引せよ!青空圏翔ける「上場来高値銘柄」に一段高機運 <株探トップ特集>

配信元:株探
投稿:2025/01/07 19:30

―事業環境や需給の好転で過去最高値水準に、前向きな利益還元も積極評価へ―

 2025年相場がスタートした。日経平均株価が2割近い大幅な上昇を記録した24年に続き、新年相場も力強い展開が期待されている。昨年は、 生成AI(人工知能)絡みで 半導体関連株や電線株などが急騰を演じたほか、防衛費拡大観測で重工大手などが大幅高となるなか、市場には「上場来高値」を更新する銘柄が相次いだ。事業環境の改善や増配など株主への利益還元強化の好材料を背景に最高値を更新した銘柄は少なくなく、青空圏に突入した上場来高値銘柄には一段の上値追いが期待されている。

●24年の日経平均株価は過去最高値で取引を終える

 25年相場が始まり、6日の大発会の日経平均株価は587円安と下落したが、今日7日は776円高と急反発に転じ4万円台を回復した。足もとでは、日米金融政策に対する不透明感も強まっているが、新年は米国でのトランプ政権の始動もあり相場上昇への期待は強い。24年の相場を振り返ってみれば日経平均株価は前の年に比べ19%の上昇、23年の28%高に続き2年連続の2ケタ上昇となった。特に、昨年2月には1989年につけた歴史的高値の3万8915円を34年ぶりに更新したほか、7月には4万2224円の最高値をつけた。大納会では4万円にはとどかなかったものの、年間終値は過去最高値で取引を終えている。

●ソニーGは企業変貌でITバブル高値を25年ぶりに更新

 歴史的な高値圏での値動きとなった昨年は、個別銘柄でも最高値に躍り出る銘柄が相次いだ。例えば、政府の防衛費増額の追い風に乗り三菱重工業 <7011> [東証P]は89年につけた最高値を更新し年間で約2.7倍に上昇した。また、生成AIの普及とともに データセンターを中心とする通信需要が拡大するとの見方から、フジクラ <5803> [東証P]は年間で6倍高を示現し、バブル期につけた88年の高値を約36年ぶりに塗り替えた。エヌビディアの急騰を背景に東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]、ディスコ <6146> [東証P]など主力の半導体関連株が軒並み最高値を更新した。

 なかでも注目を集めたのがソニーグループ <6758> [東証P]で、ITバブル期の00年につけた最高値を約25年ぶりに更新した。ITバブル期はデジタル機器に対する需要拡大が期待されたが、今回はゲームや映画などの総合エンターテインメント企業としての実力が評価された。時代の変化に対応した企業変貌によりITバブル後の低迷期を乗り越えたことが見直され、海外投資家などが同社株に積極買いを入れた格好だ。住友電気工業 <5802> [東証P]もITバブル期である00年につけた最高値を更新した。

●増配や自社株買いなど積極的な株主還元を評価も

 24年には東証プライム市場に上場する400社超が最高値を更新したともみられている。特に、アクティビスト(物言う株主)が大株主に浮上したことなどを背景に、増配や自社株買いなどの株主還元を強めたことで株価が一気に上昇した例も目立つ。ゼネコン大手の大林組 <1802> [東証P]は昨年に89年高値を更新したが、アクティビストが大株主となるなか、同社は自己資本利益率(ROE)の向上などを打ち出し株高につながった。三井不動産 <8801> [東証P]は07年につけた高値を約17年ぶりに更新した。米投資ファンドのエリオット・マネジメントが大株主となったことが伝わるなか、同社は株主還元の強化などを表明している。大手不動産では住友不動産 <8830> [東証P]も最高値を更新している。

 また、SCSK <9719> [東証P]や野村総合研究所 <4307> [東証P]といったIT関連株やサンリオ <8136> [東証P]、タカラトミー <7867> [東証P]、コナミグループ <9766> [東証P]などゲーム・キャラクター関連株に最高値銘柄は目立つ。金融セクターでは、金利上昇期待を背景に三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]の株価は06年につけた1950円の最高値更新を目前に捉えている。ただ、トヨタ自動車 <7203> [東証P]の株価は21年以降、毎年最高値を塗り替えている一方で、日産自動車 <7201> [東証P]は低迷が続きホンダ <7267> [東証P]との経営統合に向けた動きが浮上するなど、同セクター内の企業でも「優勝劣敗」の色彩は濃くなっていることには注意が必要だ。以下では、昨年に上場来高値を更新した注目の5銘柄を取り上げる。

エクシオグループ <1951> [東証P]~電気通信工事大手。生成AIの利用拡大で需要が高まるデータセンター向けの電気通信工事などの伸びに期待。25年3月期の連結営業利益は前期比5.5%増の360億円の予想。配当利回り3.6%前後と割安。

ライフドリンク カンパニー <2585> [東証P]~大手小売りのプライベートブランド清涼飲料水の製造・販売などを手掛ける。徹底したコスト削減で低価格化を実現。M&Aや設備投資で生産能力は拡大。25年3月期の連結営業利益は前期比22.0%増の57億5000万円と最高益予想。成長期待は高く、株価は一段高も。

バリューHR <6078> [東証P]~健保・企業向けに健康管理サービスを提供。自社開発の健康管理プラットフォーム「バリューカフェテリア」を活用した健康管理・増進に関するサービスを提供している。24年12月期連結営業利益は前の期比3.6%増の14億3500万円の予想。ヘルスケア関連の成長株として注目。

竹内製作所 <6432> [東証P]~小型建設機械で高実績。社会インフラ工事の需要が好調で25年2月期の連結営業利益は前期比26.1%増の445億円と最高益更新予想。配当利回り4%近辺と高水準。

鴻池運輸 <9025> [東証P]~生産工程を中心に幅広い業務を請け負う複合ソリューション事業が主力。25年3月期の連結営業利益は、従来予想の180億円から215億円(前期比29.2%増)に増額修正を発表。エンジニアリングや空港、国際関連の売上高が想定を上回った。今期配当も前期比31円増の96円へ大幅増配を予定しており、株価は配当利回り3.1%の水準にある。

株探ニュース
配信元: 株探

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