[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;26196.64;+669.27TOPIX;1765.80;+38.41
[後場の投資戦略]
米国では景況感の改善とともに、新型コロナワクチンの実用化進展やバイデン次期政権の陣容など先行きに対する明るい材料も重なり、連休明けの日経平均は600円を超える上昇で前場を折り返した。連休中のシカゴ日経平均先物の動向から26000円近辺までの上昇は想定されたものの、一気に取引時間中のバブル崩壊後高値を更新してきたのは良好な需給状況がなせる業だろう。かねて当欄で挙げているNTTドコモ<9437>
株の公開買付け(TOB)及び完全子会社化に伴う資金還流のほか、中間配当の再投資など需給面の支援材料は多いとみられている。これまでの株高が急ピッチだったため、乗り遅れていた投資家の買いも入りやすい。実際、日経レバETF<1570>の売買がまずまず活発となっており、ここまでの東証1部売買代金も1兆4000億円超と最近としては多い。
個別株ではコロナ禍で低迷していた景気敏感株が買われているだけでなく、東エレクやエムスリーは上場来高値(エムスリーは株式分割考慮)をとってきている。売り方の買い戻しや、買い持ち高を積み上げる動きが広がっていることを窺わせる。
先週末にかけて国内外での新型コロナ再拡大への警戒感と3連休前というスケジュール要因から、買い持ち高をいったん減らす動きが見られただけに、まだまだ追随買いが続く可能性はあるだろう。とはいっても、国内では新型コロナ新規感染者数がなお高水準で推移しており、政府は一部地域で観光需要喚起策「Go Toトラベル」を一時停止する方針を示した。欧米でも2021年1-3月期は経済成長率が再びマイナスに転じるとの見方が出てきており、「ワクチンラリー」が継続するかどうかは見通しづらい。
(小林大純)
<AK>
日経平均;26196.64;+669.27TOPIX;1765.80;+38.41
[後場の投資戦略]
米国では景況感の改善とともに、新型コロナワクチンの実用化進展やバイデン次期政権の陣容など先行きに対する明るい材料も重なり、連休明けの日経平均は600円を超える上昇で前場を折り返した。連休中のシカゴ日経平均先物の動向から26000円近辺までの上昇は想定されたものの、一気に取引時間中のバブル崩壊後高値を更新してきたのは良好な需給状況がなせる業だろう。かねて当欄で挙げているNTTドコモ<9437>
株の公開買付け(TOB)及び完全子会社化に伴う資金還流のほか、中間配当の再投資など需給面の支援材料は多いとみられている。これまでの株高が急ピッチだったため、乗り遅れていた投資家の買いも入りやすい。実際、日経レバETF<1570>の売買がまずまず活発となっており、ここまでの東証1部売買代金も1兆4000億円超と最近としては多い。
個別株ではコロナ禍で低迷していた景気敏感株が買われているだけでなく、東エレクやエムスリーは上場来高値(エムスリーは株式分割考慮)をとってきている。売り方の買い戻しや、買い持ち高を積み上げる動きが広がっていることを窺わせる。
先週末にかけて国内外での新型コロナ再拡大への警戒感と3連休前というスケジュール要因から、買い持ち高をいったん減らす動きが見られただけに、まだまだ追随買いが続く可能性はあるだろう。とはいっても、国内では新型コロナ新規感染者数がなお高水準で推移しており、政府は一部地域で観光需要喚起策「Go Toトラベル」を一時停止する方針を示した。欧米でも2021年1-3月期は経済成長率が再びマイナスに転じるとの見方が出てきており、「ワクチンラリー」が継続するかどうかは見通しづらい。
(小林大純)
<AK>
この銘柄の最新ニュース
NTTドコモのニュース一覧マーケットニュース
- 来週の株式相場に向けて=値上げ進む「外食株」は個別株物色を先導するか (11/22)
- 東京株式(大引け)=257円高と3日ぶり反発、半導体や銀行株などが買われる (11/22)
- 22日香港・ハンセン指数=終値19229.97(-371.14) (11/22)
- 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米国経済の回復期待継続も円買い圧力 (11/22)
おすすめ条件でスクリーニング
NTTドコモの取引履歴を振り返りませんか?
NTTドコモの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。
ネット証券比較
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /