大引けの日経平均は前日比270.60円安の22689.74円となった。東証1部の売買高は14億8761万株、売買代金は2兆5421億円だった。業種別では、鉱業、石油・石炭製品、海運業の下げが目立ち、その他も全般軟調。上昇したのは空運業、サービス業の2業種のみだった。
個別では、指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>が3%超下落したほか、ソニー
<6758>やマネックスG<8698>は2%超下げた。ソニーは中期経営計画を受けた売りが続いた。その他売買代金上位も任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>など全般さえない。5月既存店売上高がマイナス視された西松屋チェ<7545>や、国際帝石<1605>などの石油関連株は下げが目立った。また、シグマクシス<6088>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、レーティング引き上げ観測のリクルートHD<6098>が2%超高。東エレク<8035>、村田製
<6981>、東海カーボ<5301>などはしっかり。NTT<9432>、花王<4452>といった内需・ディフェンシブ関連株の一角にも逃避資金が向かった。また、株式分割を発表したシーアールイー<3458>のほか、セレス<3696>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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