東京株式(大引け)=67円安、反落も個別物色意欲は旺盛で値上がり銘柄1200弱
大引けの日経平均株価は前日比67円39銭安の2万330円19銭と反落。東証1部の売買高概算は17億8031万株、売買代金概算は2兆5341億1000万円。値上がり銘柄数は1189、対して値下がり銘柄数は732、変わらずは107銘柄だった。
きょうの東京市場では、日経平均が反落。前日の米国株市場でハイテク株が売られNYダウやナスダック指数が軟調だったことや、為替が1ドル=111円台へと円高に振れたことが嫌気された。日経平均は寄り後にいったん戻り歩調となったが、後場に入り売り直された格好だ。背景には先鋭化する米国と北朝鮮の対立がある。ただ、地政学リスクが意識されるなか日経平均は下げたものの、個別物色意欲は旺盛であり、特に中小型株物色の勢いが目立つ。全体売買代金は2兆5000億円台と再び増勢で、値上がり銘柄数は1189に達し、値下がり銘柄数を大幅に上回っている。きょうは3月決算企業の中間期および9月決算企業の権利付き最終売買日にあたることで、駆け込みで権利取り狙いの買いが入ったことも全体相場を支えた。
個別では、任天堂<7974.T>が軟調、ソフトバンクグループ<9984.T>も値を下げた。東京エレクトロン<8035.T>、村田製作所<6981.T>が下落、ソニー<6758.T>、ファナック<6954.T>なども売りに押された。ノーリツ鋼機<7744.T>、enish<3667.T>が大幅安、太陽誘電<6976.T>、KLab<3656.T>なども大きく売られた。JPホールディングス<2749.T>も利食われた。
半面、トヨタ自動車<7203.T>がしっかり。NTT<9432.T>が買いを集めたほか、日本郵政<6178.T>も堅調な動きをみせた。JR東海<9022.T>が買われ、JAL<9201.T>も上値を追った。ビジネス・ブレークスルー<2464.T>が急騰、ラウンドワン<4680.T>、TAC<4319.T>なども大幅高に買われた。ハマキョウレックス<9037.T>、ホソカワミクロン<6277.T>が値を飛ばし、ウィルグループ<6089.T>も高い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
NTTのニュース一覧- 前場に注目すべき3つのポイント~実質2025年相場入りで資金流入期待~ 今日 08:45
- ADR日本株ランキング~高安まちまち、シカゴは大阪比210円高の39700円~ 今日 08:21
- ADR日本株ランキング~高安まちまち、シカゴは大阪比140円高の39260円~ 2024/12/25
- 飛島ホールディングス Research Memo(5):建設事業とグロース事業はインフラアンチエイジング産業へ 2024/12/24
- ADR日本株ランキング~本田技研工業など全般買い優勢、シカゴは大阪比115円高の39305円~ 2024/12/24
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
日本電信電話の取引履歴を振り返りませんか?
日本電信電話の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。