東京株式(前引け)=反発、押し目買い優勢も上値重い。
きょう前場の東京株式市場は、買い優勢の展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウが反落したものの、外国為替市場では円高が一服しており、新年度相場で国内外の機関投資家が主力株の一角にリスクを取る動きが再燃した。前週末までの直近2日間で日経平均は300円強の下げをみせたことで、押し目買いが入りやすい。ただ、上値も重く1万9000円台手前では売り物に跳ね返される展開となっている。
個別では任天堂<7974.T>が買われ、東京エレクトロン<8035.T>も買い優勢。オリエンタルランド<4661.T>も上昇した。NTT<9432.T>もしっかり。北の達人コーポレーション<2930.T>が連日の急騰、インターアクション<7725.T>も値を飛ばした。東京精密<7729.T>も高い。半面、東芝<6502.T>が売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750.T>など保険株も冴えない。沢藤電機<6901.T>が急反落、あすか製薬<4514.T>も大きく下げた。昭和電線ホールディングス<5805.T>も軟調だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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