<動意株・17日>(前引け)=内外トランス、オカモト、UTグループ
オカモト<5122.T>=急騰。4ケタ大台乗せを果たせば、1993年以来22年ぶりとなる。訪日観光客急増に伴うインバウンド効果が消費関連の幅広い業態および製品に広がっているが、コンドームについても中国人観光客などの爆買いの対象となっている。これを手掛かり材料に同社株は動意づいたが、同社株の場合は人気が本格化する以前から継続的な買いが流入、6月末から7月中旬にかけて値押さえを利かせながら異彩の14連騰で市場関係者の注目を集めていた。中国人民元切り下げでインバウンド関連全般が値を崩した時も、同社はほとんど影響を受けず、独歩高の様相で一線を画していただけに、今後の値運びが注目される。
UTグループ<2146.T>=大幅高。同社は半導体や液晶製造、自動車など製造業の派遣・請負の大手で技術者派遣も手掛ける。自動車および半導体関連企業の業績回復に加え、円安を背景とした国内生産回帰の動きが追い風に業績は急成長路線にあり、市場で注目度が高まっている。16年3月期の第1四半期(4~6月)は生産ラインへの派遣が会社側の想定を上回る状況となっており、売上高は前年同期比23%増の102億5400万円、また経常利益は5億8400万円と前年同期比2.3倍となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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