日経平均;38898.05;+177.58TOPIX;2750.97;+19.19
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比177.58円高の38898.05円と、前引け(38709.02円)から上昇に転じてスタート。ランチタイム中の日経225先物は38710円-38930円のレンジで上昇。ドル・円は1ドル=157.80-90円と午前9時頃から70銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が概ねマイナス圏で推移し0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後は方向感が定まらず0.3%ほど下落している。
後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。後場寄り前に日銀金融政策決定会合の結果が伝えられた。国債買い入れを減額していく方針を決定したが、国債減額を慎重に進める姿勢を示したことなどから、外為市場で円安・ドル高方向に振れ、株価指数先物が上昇。現物の日経平均も後場は上昇して始まった。一方、夕方に予定されている植田日銀総裁の記者会見での発言を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもある。
セクターでは、海運業、不動産業、電気・ガス業が上昇率上位となっている一方、医薬品、保険業、精密機器が下落している。
東証プライム市場の売買代金上位では、北海道電力<9509>、三菱重<7011>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、ソフトバンクG<9984>、ニデック<6594>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、郵船<9101>、東電力HD<9501>が高い。一方、第一三共<4568>、HOYA<7741>、KDDI<9433>、ソニーG<6758>、7&iHD<3382>、ANYCOLOR<5032>、信越化<4063>、NTT<9432>、三菱UFJ<8306>、中外薬<4519>が下落している。
<CS>
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