日経平均は44円高でスタート、ディスコや三菱重などが上昇
日経平均;40325.78;+44.62TOPIX;2809.93;+8.25
[寄り付き概況]
12月30日の日経平均は前週末比44.62円高の40325.78円と4営業日続伸でスタート。27日の米国市場でダウ平均は333.59ドル安の42992.21ドル、ナスダックは298.33ポイント安の19722.03で取引を終了。年末に向けた利益確定売りで寄り付き後、下落。年末年始の祝日を控え、参加者が限定的となる中、中国の指標が冴えず、さらにドイツや韓国などの政局不安も一部投資家心理に影響を与えたと見られ、続落した。新年度のリバランスに向け、特にハイテクが売られ、終日軟調に推移。終盤にかけ、下げ幅を縮小し終了した。シカゴ日経225先物は大阪比100円安の40130円。やや買いが先行したものの、想定通り前週末の大幅な上昇の反動の形で、利益確定の売りが出ているとみられ、早い段階でマイナス圏に転じている。一方、実質2025年相場入りとなるなか、押し目買い意欲は強いとみられ、底堅さも意識されている。
東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、三菱重<7011>、フジクラ<5803>、日産自動車<7201>などが下落。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>などが上昇。
業種別では、海運、銀行、保険などが上昇率上位で推移。
<CS>
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