日経平均は続落、貿易摩擦懸念が意識されて全面安に(訂正)
米国株は堅調推移となったが、トランプ次期政権による貿易摩擦発生の可能性が意識されて、東京市場は売り優勢で取引を開始。日経平均はじりじりと下げ幅を広げ、昨日同様、38000円割れ直前まで下落した。売り一巡後は、感謝祭ウィークで市場参加者が少ないことで38000円での静かな攻防となったが、トランプリスクが重しとなり、後場、一時38000円を割り込む場面も見られた。
大引けの日経平均は前日比307.03円安(-0.80%)の38134.97円となった。東証プライム市場の売買高は18億2665万株。売買代金は4兆1750億円。業種別では、輸送用機器、海運、非鉄金属、卸売、ゴム製品などが下落した一方、その他製品、医薬品、サービス、空運、電気・ガスなどが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は16.4%、対して値下がり銘柄は82.3%となっている。
日経平均採用銘柄では、足元強かった古河電工<5801>や住友電工<5802>など電線株の一角が売られたほか、為替の円高推移なども重しとなり、マツダ<7261>、日産自<
7201>、日野自動車<7205>、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>など自動車株も総じて下落。このほか、三菱ケミカルグループ<4188>、東急<9005>、ジェイテクト<6473>、SMC<6273>などが売られた。
一方、京成電鉄<9009>が保有するオリエンタルランド<4661>株の売却を実施したが、立会外で同社株を購入し全て消却する予定であることから、オリエンタルランドが上昇し京成電鉄も買われた。このほか、レゾナックHD<4004>、ディスコ<6146>、富士通<6702>などが上昇。ニトリHD<9843>、ニチレイ<2871>など円高メリット銘柄も買われた。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
京成のニュース一覧- 定款 2025/01/01 2025/01/06
- Corporate Governance Report 2024/12/25 2024/12/25
- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2024/12/25 2024/12/25
- グループ事業再編に伴う当社連結子会社との会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ 2024/12/20
- 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日続落、アドバンテストやリクルートHDが2銘柄で約255円分押し下げ 2024/12/17
#日経平均株価の見通し材料 の最新ニュース
マーケットニュース
- デジタルリスク時代の救世主、サイバー防衛「株高変貌6銘柄」大選抜 <株探トップ特集> (01/11)
- 国内株式市場見通し:米利下げ幅縮小の可能性や、トランプリスクを改めて意識する展開に (01/11)
- 信用残ランキング【売り残増加】 日産自、トヨタ、JT (01/12)
- 信用残ランキング【買い残増加】 キオクシア、日産自、ホンダ (01/12)
おすすめ条件でスクリーニング
京成電鉄の取引履歴を振り返りませんか?
京成電鉄の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。