―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月14日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 テラスカイ <3915>
22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比61.4%減の1.2億円に大きく落ち込み、通期計画の5.2億円に対する進捗率は23.5%となり、5年平均の23.4%とほぼ同水準だった。
▲No.5 串カツ田中 <3547>
21年11月期の連結営業損益を従来予想の2.8億円の黒字→23億円の赤字(前期は0.4億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の0.5億円の黒字→0.7億円の黒字(前期は1.9億円の赤字)に40.0%上方修正した。
▲No.7 パソナG <2168>
21年5月期の連結経常利益は前の期比99.1%増の203億円に拡大したが、22年5月期は前期比1.9%減の200億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3915> テラスカイ 東1 -13.60 7/15 1Q -61.44
<6572> RPA 東1 -7.65 7/15 1Q 50.91
<8155> 三益半導 東1 -7.19 7/15 本決算 -
<6866> HIOKI 東1 -5.26 7/15 上期 94.76
<3547> 串カツ田中 東1 -4.54 7/15 上期 赤拡
<9983> ファストリ 東1 -3.69 7/15 3Q 72.49
<2168> パソナG 東1 -2.78 7/15 本決算 -1.86
<9979> 大庄 東1 -2.42 7/15 3Q 赤拡
<6505> 東洋電 東1 -2.12 7/15 本決算 -7.53
<3994> マネフォ 東1 -2.11 7/15 上期 黒転
<1887> 日本国土開発 東1 -1.68 7/15 本決算 -6.47
<3087> ドトル日レス 東1 -1.32 7/15 1Q 赤縮
<7463> アドヴァンG 東1 -1.30 7/15 1Q -17.10
<8904> アバンティア 東1 -0.76 7/15 3Q 199.10
<8166> タカキュー 東1 -0.75 7/15 1Q 赤縮
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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