東京株式(前引け)=全般低調商いのなか小幅続落
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株安や為替の円高進行などを嫌気して売り優勢の展開。ただ、寄り後は円高が一服したことを背景に値ごろ感からの押し目買いが入り次第に下げ幅を縮小している。24~26日の日程で開催される米ワイオミング州ジャクソンホールでの会合を前に積極的な売買は回避され、売買代金は7700億円台と低調だった。ただ、小型株への買い意欲が強く値上がり銘柄数は値下がりを大きく上回っている。
個別ではソニー<6758.T>が軟調、電通<4324.T>も値を下げた。ジェイ エフ イー ホールディングス<5411.T>、東京製鉄<5423.T>など鉄鋼セクターの下落が目立つ。このほかカルビー<2229.T>、イソライト工業<5358.T>なども安い。半面、キーエンス<6861.T>がしっかり、出光興産<5019.T>、三井不動産<8801.T>なども買いが優勢。ジーンズメイト<7448.T>がストップ高に買われ、TAC<4319.T>も物色人気。東映<9605.T>、ステラ ケミファ<4109.T>、大紀アルミニウム工業所<5702.T>なども上昇した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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