ＥＳＧ関連銘柄が脚光、ＧＰＩＦが長期運用計画で検討、出光興産、リコーリースなど

　日本電産<6594.T>やアサヒホールディングス<5857.T>、リコーリース<8566.T>といった「ＥＳＧ関連銘柄」が注目を集めている。「ＥＳＧ」とは「Ｅｎｖｉｒｏｍｅｎｔａｌ（環境）」「Ｓｏｃｉａｌ（社会）」「Ｇｏｖｅｒｎａｎｃｅ（企業統治）」の略称で、企業にＥＳＧの課題に適切に配慮することを求め、それを評価し投資する投資スタイルのこと。国連などが投資に際しＥＳＧに配慮することを求めており、世界的な潮流となっている。
　特に、年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）が今月発表した長期の運用計画で、株式運用の考慮事項として、ＥＳＧを含めた非財務的要素を考慮することを検討すると表明。一気にＥＳＧに市場の関心が向かった。このなか注目されているのが、東証が１２年５月末の選定として発表しているＥＳＧ関連１５銘柄だ。同関連銘柄は以下の通り。
<ＥＳＧ関連銘柄>
　アサヒグループホールディングス<2502.T>、出光興産<5019.T>、東レ<3402.T>、ツムラ<4540.T>、日産自動車<7201.T>、アサヒホールディングス<5857.T>、コマツ<6301.T>、日本電産<6594.T>、KDDI<9433.T>、大阪ガス<9532.T>、東京急行電鉄<9005.T>、伊藤忠商事<8001.T>、ファーストリテイリング<9983.T>、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>、リコーリース<8566.T>。




出所：株経通信（株式会社みんかぶ）