後場の日経平均は191円安でスタート、さくらや信越化などが下落
日経平均;39176.18;-191.40TOPIX;2736.64;-4.77
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比191.40円安の39176.18円と、前引け(39112.80円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は39160円-39220円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=151.50-60円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が小安く始まった後は下値が堅く0.3%
ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は概ねプラス圏だが上値は重く0.2%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均が3
9000円に近づき、押し目買いを入れる向きがあるもよう。一方、今晩の11月の米消費者物価指数(CPI)発表や明日の米卸売物価指数(PPI)発表、週末13日の12月オプション・先物取引特別清算(SQ)値算出、来週17-18日の米連邦公開市場委員会
(FOMC)、18-19日の日銀金融政策決定会合など重要イベントが控えており、積極的な買いは総じて限定的のようだ。
セクターでは、医薬品、サービス業、ガラス土石製品が下落率上位となっている一方、保険業、銀行業、精密機器が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、住友林<1911>、ディスコ<6146>、SHIFT<3697>、サンリオ<8136>、第一三共<4568>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、レーザーテック<6920>、さくら<3778>、東電力HD<9501>が下落。一方、川崎重<7012>、IHI<7013>、三菱重<7011>、スズキ<7269>、三菱UFJ<8306>、花王<4452>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、三井E&S<7003>、楽天グループ<4755>が上昇している。
<CS>
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