大引けの日経平均は前日比256.08円安の28222.48円となった。東証1部の売買高は12億
4677万株、売買代金は3兆0073億円だった。業種別では、電気機器、化学、金属製品が下落率上位だった。一方、保険業、銀行業、証券が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の53%、対して値上がり銘柄は44%となった。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が4%超の下落。キーエンス<6861>
は8%近い下落となり、値がさグロース(成長)株の売りが続いた。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、東エレク<8035>などが軟調で、郵船<
9101>は小安い。ローソン<2651>やウエルシアHD<3141>、良品計画<7453>といった小売株は決算を受けて売りがかさみ、金融各社による株式売出しを発表した日ペHD<4612>は東証1部下落率トップとなった。一方、米金利上昇を受けて三菱UFJ<8306>と三井住友<8316>が揃って2%超の上昇。社長人事が報じられたみずほ<8411>は3%の上昇となった。トヨタ自<7203>もしっかり。中小型株ではネクステージ<3186>が前週末に続いて賑わいを見せ、決算が好感されたエスクローAJ<6093>は東証1部上昇率トップとなった。
<HK>
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