■注目銘柄:【買い】㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
■注目理由
2月3日に決算を発表。
平成29年3月期第3四半期(平成28年4月1日~平成28年12月31日)の業績は、経常収益+0.7%と増収ながら計上利益は△9.6%と減益に着地。
一方で直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比+12.5%の4173億円に伸び、好調だ。
15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では米政策金利が0.75~1.00%へ0.25%引き上げられたが、年3回の利上げ見通しは維持され、一部で浮上していた年4回の利上げ期待が後退したことから、前日には2.6%台にあった米長期金利は2.49%前後へ下落した。
これを受けて米株式市場ではシティグループやバンク・オブ・アメリカなど銀行株が売られ、東京市場でもメガバンクが売られた。(出典:2017年3月16日 株経ONLINE)
チャートを見ると16日の株価は前日より下落しているものの小幅な推移に留まっており、25日移動平均を上回っていることから、上昇相場が継続すると思われる。
また3月15日終値時点でPBRは0.71倍と業種平均に比べて割安水準であり、配当利回りが2.33%と日本株平均と比べても高い点も魅力だろう。
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。