日経平均は続落、一時節目の5万円割れ
14日の米株式市場はまちまち。ダウ平均309.74ドル安の47147.48ドル、ナスダックは30.23ポイント高の22900.59で取引を終了した。利下げ観測の後退やAI関連銘柄の調整がダウの重しとなる一方で、ハイテク株に買い戻しが入ってナスダックを支えたとの見方が示されている。
米株式市場の動向を横目に、17日の日経平均は94.14円安の50282.39円と続落して取引を開始した。寄り付き時点では米国株のダウの続落を背景に売り優勢のスタートとなったものの、為替でドル円が154円台半ばで推移する中、日中に買い戻し圧力がやや強まる展開だった。ただ、午前の取引では小売・空運などの軟調な業種が重しとなり、全体としては戻りの鈍さが意識された。
個別では、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、良品計画<
7453>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>、日東電<6988>、TDK<6762>、豊田通商<8015>、クレセゾン<8253>、トヨタ<7203>、京セラ<6971>、三越伊勢丹<3099>、資生堂<4911>、ホンダ<7267>などの銘柄が下落。
一方、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、中外薬<
4519>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、イオン<8267>、三井金属<5706>、電通グループ<4324>、テルモ<4543>、荏原<6361>、ディスコ<6146>、KDDI<9433>、レーザーテクノロジー<6920>、東京海上<8766>などの銘柄が上昇。
業種別では、非鉄金属が+1.50%と上昇した一方、繊維製品が-2.21%、小売業が-2.97%、空運業が-3.34%といったセクターが軟調だった。
後場の日経平均株価は、下げ幅をさらに拡大する可能性が意識される。米国の利下げ観測の後退を受けたリスク回避ムード、さらに円高の進行が買い手を慎重にさせる環境が継続しそうだ。テクニカル面では、50000円付近が心理的な節目として意識されており、この水準を明確に下回ると下値を探る展開につながるとの見方がある。需給面では、寄付き後の売り先行の流れが残存しており、買い戻しが追いついていない状況も確認されており、これらを踏まえれば日中の反発には限界があるとの見方が浮上しよう。
<AK>
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