東京株式(前引け)=売買代金低調ななか、やや買い優勢
きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株高も為替の動向や取引時間中に発表される中国GDPなど経済指標の発表を前に買い手控えムードのなかでスタート。朝方は為替動向などを横目にやや売りに押される展開だったが、前場中盤から徐々に買いが優勢となった。中国の経済指標は市場コンセンサスと大きなズレはなく影響は限定的だった。ただ、売買代金は一段と細っており、前場の売買代金は7300億円強にとどまっている。
個別ではジャパンディスプレイ<6740.T>が商いを伴い大幅高、さが美<8201.T>も物色人気に。ソフトバンク・テクノロジー<4726.T>、ブイ・テクノロジー<7717.T>なども買われた。日本水産<1332.T>も高い。半面、トクヤマ<4043.T>が売られ、国際石油開発帝石<1605.T>も安い。エムスリー<2413.T>、田辺三菱製薬<4508.T>なども値を下げた。日立製作所<6501.T>、JT<2914.T>なども軟調。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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