カーボンニュートラルへの取り組みとして、ガソリン・軽油の原料となる原油の掘削から、国内での精製、ガソリンスタンドでの給油、車両での使用までのGHG排出量(図1:Well to Wheel)を算定いたしました。その結果、ガソリン2.97kg-CO2e軽油3.05kg-CO2eとなり、算定結果を以って、需要家で使用された燃料が排出するGHG排出量を計算し、排出相当量をカーボンクレジットでオフセットいたします。
図1 Well to Wheelの範囲
参考:【資料2-2】自動車排出量のバウンダリpptx.pdf (env.go.jp)より一部加工
カーボンクレジットは、Verraが認証するVerified Carbon Standard(VCS)や、J-クレジット制度で認証するJ-クレジットなどを調達して、活用いたします。
本サービスは、2023年12月19日、BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会、以下「BSIジャパン」)※1により、BSIジャパンが発行するカーボンニュートラル実証の仕様書であるPAS 2060におけるコミットメントの検証を完了しました(番号CNCV796761)。給油カードおよび燃料におけるPAS 2060によるカーボンニュートラルの意見書取得は国内初※2となります。
PAS 2060検証を完了したことを示すロゴマーク
伊藤忠エネクスは、サステナビリティ方針に「事業を通じたカーボンニュートラル社会への貢献」を掲げており、今後も“社会とくらしのパートナー”として持続可能な社会への貢献を目指してまいります。
■PAS 2060について
PAS 2060(Publicly Available Specification 2060)はBSIジャパンが発行する国際的な仕様書であり、製品・サービスから生じる温室効果ガス(GHG)排出量を定量化、削減、カーボンオフセットし、カーボンニュートラルを実現した状態であることを、第三者検証を通して実証することができます。
気候変動の原因となっている温室効果ガス(GHG)は経済活動や日常生活で排出されており、持続可能な脱炭素社会の実現に向けて、マネジメントの必要性が高まっています。国際的な規格であるPAS 2060検証は、カーボンニュートラルを実現・実証するための要求事項を定めたものであり、意見書の取得によって環境面における信頼性を高めることができます。
※1:BSIジャパン(英国規格協会) https://www.bsigroup.com/ja-JP/
※2:2024年1月 BSIジャパン調べ
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