同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比90.5%減の8000万円に落ち込む見通しと発表した。
業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を5円(前年同期は17円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も10円実施する方針とした。年間配当は前期比22円減の15円に減配となる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を合理的に算定することが困難であったことから業績予想を未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報から得られた判断に基づき算定した業績予想を公表いたします。第2四半期(累計)につきまして、当社グループ売上全体の約60%を占める主力の自動車業界においては、新型コロナウイルス影響によって第1四半期は大幅な操業停止に追い込まれ、第2四半期に若干の回復が見込まれているものの前年からは大きく落ち込む見込みであります。一方、建築を主体としたその他業界につきましても需要低迷が継続していることから、第2四半期(累計)の連結業績予想は、売上高469億19百万円、営業利益68百万円、経常利益80百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益4百万円となる見通しであります。第3四半期以降につきましては、主力の自動車業界においては、総じて前年並みの水準まで生産の復調が見込まれる一方、その他業界につきましては若干の上振れは期待できるものの本格的な回復には至らない見通しであります。その結果、通期の連結業績予想は、売上高1,057億52百万円、営業利益7億18百万円、経常利益7億77百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4億56百万円の見通しであります。なお、上記の予想は、現時点で入手可能な情報及び合理的であると判断される一定の前提に基づくものであり、実際の業績は、今後の新型コロナウイルス感染症の収束時期など様々な要因により変動する可能性があります。
当社は、長期的な視点から株主への安定的かつ継続的な配当を行うとともに、内部留保の拡充により企業体質を強化し、今後の成長のためにそれを有効活用することを経営の基本方針としております。2021年3月期の配当予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、業績予想が未定であったことから未定としておりましたが、今期業績予想が確定致しましたことから、配当に関する基本方針に基づき、上記の配当予想を公表いたします。
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