―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月3日から4日の決算発表を経て5日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 アインHD <9627>
20年4月期の連結経常利益を従来予想の192億円→172億円(前期は166億円)に10.4%下方修正し、増益率が15.4%増→3.4%増に縮小する見通しとなった。
▲No.3 DyDo <2590>
20年1月期の連結経常利益は前の期比52.4%減の28.5億円に落ち込み、21年1月期も前期比16.0%減の24億円に減る見通しとなった。
▲No.5 泉州電 <9824>
20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比22.4%減の8.8億円に減り、11-4月期(上期)計画の20億円に対する進捗率は44.0%となり、5年平均の46.7%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9627> アインHD 東1 -12.62 3/ 4 3Q 4.69
<8057> 内田洋 東1 -5.94 3/ 4 上期 405.75
<2590> DyDo 東1 -4.73 3/ 4 本決算 -16.00
<4699> ウチダエスコ JQ -2.18 3/ 4 上期 195.35
<9824> 泉州電 東1 -0.08 3/ 4 1Q -22.40
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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