金融機関のシステムが好調
時価総額:2948億円
PER:23.57倍
PBR:2.61倍
【金融機関のシステムが好調】
金融機関のシステム更新でソフトウェア販売が好調。顧客のIT資産を管理・運用するアウトソーシング事業も伸びる。システム開発は引合い良好。
【今期経常は11%増益、10円増配へ】
5/9に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比16.2%増の160億円で着地。続く19年3月期も前期比10.6%増の178億円に伸びる見通しとなった。前期は新規稼働案件があったアウトソーシングや利益率の高い自社ソフトの販売増加が収益を牽引した。
今期はアウトソーシングやシステムサービスの伸長を見込むほか、収益性のさらなる改善を目指す構えだ。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比10円増の50円に増配する方針としたことも支援材料となった。
【IT投資の拡大が追い風】
主力のシステム開発で顧客からの引き合いが増勢基調。金融機関の基幹システム更新などでソフトウエア販売も順調。開発費の増加を吸収し18.3期は2桁営業増益に。
システムインテグレータ・情報システム大手。大日本印刷の持ち分法適用会社で、クラウド事業に注力する。
(5/30現在)