欧州情勢の沈静化や米国市場上昇、昨日の大幅安の反動などを受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。先物の買戻しなどを受けて日経平均は38500円水準まで値を戻したが、プライム市場の売買代金は3.4兆円と商いは閑散のまま。昨日同様、日経平均が1%ほど上下しても、積極的な売買は手控えられたままとなった。
大引けの日経平均は前日比379.67円高(+1.00%)の38482.11円となった。東証プライム市場の売買高は14億1403万株、売買代金は3兆4100億円。業種別では、その他製品、海運業、精密機器、サービス業、化学などが上昇した一方、医薬品、電気・ガス業、卸売業、不動産業業、建設業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は71%、対して値下がり銘柄は25%となっている。
日経平均採用銘柄では、TDK<6762>、村田製作所<6981>、ミネベアミツミ<6479>などアップル関連銘柄の一角が買われたほか、スクリーンHD<7735>、東京エレクトロン<
8035>、SUMCO<3436>など半導体株も堅調。また、三菱重工<7011>は証券会社の目標株価引き上げレポートが材料視されて上昇。このほか、DOWAホールディングス<5714>、日産化学<4021>、レゾナック・ホールディング<4004>が買われた。
一方、武田薬品<4502>、協和キリン<4151>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>など製薬セクターが総じて弱いほか、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、味の素<
2802>、日本ハム<2282>も売られた。このほか、伊藤忠<8001>、三菱商事<8058>など商社株もさえなかった。 <FA>
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