日経平均は続伸、投資家心理改善で買い先行も上値の重さ拭えず
大引けの日経平均は前日比346.96円高の38088.57円となった。東証プライム市場の売買高は13億4745万株、売買代金は3兆4616億円だった。業種別では、医薬品、その他製品、銀行業が上昇した一方で、パルプ・紙、鉄鋼、金属製品が下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は50%、対して値下がり銘柄は45%となっている。
個別では、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、アドバンテ<6857>など一部の半導体関連株、三菱UFJFG<8306>や三井住友FG<8316>などの金融株が堅調に推移。
また、任天堂<7974>、日立<6501>、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテ<
9983>、川崎重工業<7012>、サンリオ<8136>などが上昇した。そのほか、5月既存店好調や決算受けたあく抜け感が広がったエターナルG<3193>が大幅高、フジ・コーポレーション<7605>、エイチーム<3662>、テラスカイ<3915>などが値上がり率上位となった。
一方、三菱商事<8058>、三菱重工業<7011>、メルカリ<4385>、トヨタ自動車<7203>、良品計画<7453>などが下落した。ほか、好決算発表も出尽くし感が強まる展開となったカナモト<9678>が急落、井関農機<6310>、双葉電子工業<6986>、メドピア<6095>などが値下がり率上位となった。
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