<話題の焦点>=紙のレシートおさらばへ、実証実験開始で注目される電子レシート
電子レシートとは、買い物をすると、客のスマートフォンのアプリに電子化されたレシートが届くというもの。今回の実証実験では、まず実験店舗を利用する一般客1000人程度に専用の電子レシートアプリをダウンロードしてもらい、年齢や性別、職業などを入力してもらう。それだけで客は、買い物の購入履歴がスマホを通じて確認できるようになるほか、アプリを通じて年齢や買った商品の情報をマーケティング会社に提供すれば、公開した個人情報に応じて、店で使えるポイントをもらえるようになる。
今回の実証実験は、購買履歴データを個人が管理し、自身の判断でデータ提供の可否や提供内容を決めることができる仕組みを実験的に運用するのが狙い。これが標準化されれば、電子レシートの普及が一気に進み、紙のレシートを溜め込んで、財布がパンパンに膨んだ光景がなくなるという可能性もあるだけに、高い関心を集めているようだ。
まだ普及が緒に就いたばかりのジャンルなだけに、関連する銘柄は少ないが、今回の実証実験の委託事業者で電子レシートの購買情報管理システムを手掛ける東芝テック<6588.T>や、システム提供するKDDI<9433.T>、インテージホールディングス<4326.T>、大日本印刷<7912.T>などは、今回の実験で注目が高まりそう。
また、中小規模店舗向けにレジプリンターを通じて電子レシートサービスを提供しているスター精密<7718.T>や電子レシートメール配信サービスを手掛けるエイジア<2352.T>なども関連銘柄として名が挙がる。さらに、電子レシートプラットフォームを開発し、ドンキホーテホールディングス<7532.T>に提供するログノート(東京都品川区)に出資するサイバーエージェント<4751.T>やアドウェイズ<2489.T>なども要注目だ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
大日印のニュース一覧- 明細書等の通知物を電子交付するパッケージサービスの提供を開始 2025/01/17
- 大日本印刷 法律などの専門分野の“AI相談サービス”で日本加除出版・Hexabase社と協業 2025/01/16
- ミニLEDディスプレイ向けにLED素子の映り込みを抑える光拡散フィルムを開発 2025/01/16
- 大日本印刷と三菱総研DCS 入試・校務関連業務のDX推進で協業開始 2025/01/15
- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇131銘柄・下落98銘柄(東証終値比) 2025/01/14
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
大日本印刷の取引履歴を振り返りませんか?
大日本印刷の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。