東京株式(前引け)=米株高と円高一服受け買い優勢
きょう前場の東京株式市場は、リスクオフの巻き戻しが入り、前日に地政学的リスクで下げた分を取り戻す形で日経平均は反発した。北朝鮮を巡る地政学リスクに対する警戒はくすぶるものの、前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数など主要指数が上昇したことで投資家心理が改善、東京市場でも主力株を中心に買い戻された。外国為替市場で1ドル=109円70~80銭の推移と円高が一服したことも好感されている。ただ、日経平均は1万9500円近辺では戻り売り圧力も強く、前場後半は伸び悩んだ。
個別ではソニー<6758.T>がしっかり、トヨタ自動車<7203.T>も堅調。大平洋金属<5541.T>が物色人気となり、サニックス<4651.T>も値を飛ばした。ダンロップスポーツ<7825.T>が急伸、大阪ソーダ<4046.T>、愛眼<9854.T>、東洋ゴム工業<5105.T>なども上昇した。半面、KLab<3656.T>は売買代金トップで株価は急落、ダイフク<6383.T>も大きく値を下げた。アイロムグループ<2372.T>が急落、SUMCO<3436.T>、リンクアンドモチベーション<2170.T>、熊谷組<1861.T>なども安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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