マックハウス、前期経常を赤字拡大に下方修正

　マックハウス <7603> [東証Ｓ] が4月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年2月期の経常損益(非連結)を従来予想の3億5000万円の赤字→6億1700万円の赤字(前の期は8億8700万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常損益も従来予想の7300万円の赤字→3億4000万円の赤字(前年同期は4億3600万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　プライベートブランド「ＮＡＶＹ」を中心に、お客様の声を商品企画に取り入れた機能性商品の重点販売や立地特性を考慮した品揃えの変更など、業績の向上に取り組んでまいりましたが、第３四半期においては、気温が高く推移し、秋冬商品の立ち上がりが遅れ、客数が減少し、売上が低下しました。また第４四半期は、売上高は予測とおりに推移しましたが、秋冬商品の消化促進による値下げが影響し、粗利率は計画を下回りました。これらの結果、第４四半期累計期間における販売実績は、既存店売上前年比104.2％、既存店客数前年比100.0％、既存店客単価前年比104.2％となりました。利益面につきましては、販売費及び一般管理費のコントロールを行い、営業利益の確保に努めましたが、売上高及び粗利率の低下により、業績予想を下回る見込みです。以上の結果、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益は前回発表予想を下回る見込みとなり、2023年２月期通期の業績予想を修正いたします。（注）この資料に記載されている業績等の予想数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。