大引けの日経平均は前日比20.51円安の23410.19円となった。東証1部の売買高は10億4711万株、売買代金は1兆9042億円だった。業種別では、電気・ガス業、パルプ・紙、輸送用機器が下落率上位だった。一方、その他製品、医薬品、水産・農林業が上昇昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の48%、対して値上がり銘柄は46%となった。
個別では、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>といった輸出関連株がさえない。ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>も小安い。次期トップ人事に関する報道などが伝わった関西電力<9503>は3%超下落した。また、上期決算が大幅減益となったライクキッズ<6065>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>は売買代金トップで2%超の上昇。本日から始まった家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の中国での販売に対し期待が高まったようだ。全固体電池の開発を発表した太陽誘電<6976>や一部証券会社の新規買い推奨が観測された第一三共<4568>は3%超の上昇。その他売買代金上位ではソニー<6758>や武田薬<4502>が堅調だった。東映<9605>を持分法適用会社にすると発表したテレビ朝日HD<9409>は急伸し、加賀電子<8154>との経営統合を発表したエクセル<7591>は買い気配のままストップ高比例配分となった。
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