前回の第2次中期経営計画(2019年9月期が最終年度)の目標は売上高700億円、営業利益19億円であったが、この目標はほぼ達成された。これに続き、2022年9月期を最終年度とする第3次中期経営計画を発表している。数値目標としては、2020年9月期は売上高709億円、営業利益率2.9%、2021年9月期は同780億円、同2.5%、最終年度の2022年9月期は同900億円、同2.5%(営業利益2,250百万円)を掲げていた。
コロナ禍の影響もあり現在の足元の状況を考慮すると、売上高の達成は容易ではないだろうが、営業利益については今期の結果によっては達成の可能性もある。会社は、「中期経営計画については足元の状況を考慮しながら見直しの可能性もある」と述べている。
具体的な施策としては、
(1) 重点商材(外装材:サッシ・サイディング等)の更なる強化をする。
(2) グループ各社の事業戦略・エリア戦略によるM&Aを実施する。
(3) 業容拡大・効率化を図りながらも、必要投資は積極的に行い、従業員に還元したなかで営業利益額は維持する。
を掲げており、これらの施策は粛々と実行していく方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<EY>
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