<動意株・23日>(大引け)=フォーサイド、シグマクシス、セブンシーズなど
シグマクシス<6088.T>=一時1000円大台を回復し、年初来高値を更新。三菱商系の経営コンサルティング会社で、戦略立案からシステム導入・運用支援まで一貫サポートしたサービスを強みとしている。人工知能(AI)が産業界で活躍の場を広げデジタル革命の原動力となるなか、AIを活用による業務効率化で業界を先駆し需要の取り込みに成功している。17年3月期の営業3割増益に続き、18年3月期は前期比5.4%増の8億円を見込むが、AIを駆使した新サービスの貢献で上振れ余地も意識されているようだ。
セブンシーズホールディングス<3750.T>=一時ストップ高。22日の取引終了後、上限を20万株(発行済み株数の14.32%)、または3億円とする自社株株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入っている。なお、取得期間は6月23日から来年6月22日まで。同時に昨年7月11日に発表した自社株買いの取得を終了すると発表した。上限を9万株(発行済み株数の6.26%)、または1億円としていたが、今年6月22日までに3万9900株を取得。取得価額の総額は4439万円に上ったとしている。
タカタ<7312.T>=ストップ高。同社は26日にも東京地裁に民事再生法の適用を申請する方向にあることが伝わっている。株価はここ連日ストップ安ウリ気配を交え急落しており、前日は5日ぶりに取引時間中に値をつけたが、安値引けとなっていた。23日付の日本経済新聞で乗用車メーカー各社が同社に資金繰り支援を伝えたことが22日判明したと報じたことで、リバウンド狙いの短期資金が一気に流入する格好となった。
東京鉄鋼<5445.T>=急伸。前日に385円まで水準を切り下げ年初来安値更新となったが、きょうは一転して買い優勢の展開で始まった。旧村上ファンドの流れをくむ投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが22日付の大量保有報告で同社株を1.69ポイント買い増し、発行済み株式数の8.97%を保有する筆頭株主となったことが判明、これを材料視する短期資金の流入を誘っている。
イマジニア<4644.T>=大幅高。22日の取引終了後、「ニンテンドースイッチ」向けゲームへの参入を決定したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同社では、これまで携帯ゲーム機向けに「メダロットシリーズ」や「漢検シリーズ」などのタイトルを販売してきたが、ゲーム事業領域の拡大を図るために参入するという。なお、参入タイトル第1弾は来期以降の販売を目指しているとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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