東京株式(大引け)=30円安、売り一巡後は戻り足で5年連続上昇を達成
大引けの日経平均株価は前日比30円77銭安の1万9114円37銭と3日続落。東証1部の売買高概算は16億6786万株、売買代金概算は1兆7125億3000万円。値上がり銘柄数は1071、対して値下がり銘柄数は768、変わらずは164銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の欧米株市場が総じて軟調に推移したことや、為替市場で寄り前に仕掛け的な円高局面に遭遇したことなどを受け売り優勢でスタート。しかし売り一巡後は、落ち着きを取り戻した為替動向を横目に戻り足に転じた。後場に入ると、日銀のETF買いの観測や、一部海外投資家による買いの思惑も浮上するなかで、日経平均は小幅ながら高く推移する場面があった。その後、上値を買い進む動きには発展せず、大引けにかけ手仕舞い売りが再び優勢に。結局小幅続落となったが、日経平均は5年連続の上昇となり、年末の株価水準としては1996年以来20年ぶりの高値圏で着地している。
個別では、東芝<6502.T>が断トツの売買代金を集め急反発。ソフトバンクグループ<9984.T>、キーエンス<6861.T>も堅調、ディー・エヌ・エー<2432.T>もしっかりだった。タカタ<7312.T>が値幅制限いっぱいに買われ、enish<3667.T>、リンクアンドモチベーション<2170.T>も物色人気を集めた。アルテック<9972.T>が活況高、サイバーエージェント<4751.T>も高い。イーレックス<9517.T>も上昇した。
半面、ファーストリテイリング<9983.T>が軟調、村田製作所<6981.T>、J-POWER<9513.T>、コマツ<6301.T>も売りに押された。アダストリア<2685.T>が急落したほか、東芝プラントシステム<1983.T>の下げも目立つ。日本CMK<6958.T>、太平洋セメント<5233.T>が売られ、DCMホールディングス<3050.T>、オムロン<6645.T>も下落した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
タカタのニュース一覧- タカタは18円で取引を終える、7月27日に上場廃止 2017/07/26
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にタカタ 2017/07/26
- タカタが乱高下し一時30円台に上昇、きょうが売買最終日 2017/07/26
- 上場廃止後の当社株式の取扱いに関するお知らせ 2017/07/25
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位にタカタ 2017/07/19
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=地銀株に師走の上昇旋風吹くか (12/02)
- 東京株式(大引け)=304円高、不安定な地合いも売り一巡後は買い戻し優勢に (12/02)
- 2日香港・ハンセン指数=終値19550.29(+126.68) (12/02)
- 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、12月に入り買戻し先行 (12/02)
おすすめ条件でスクリーニング
タカタの取引履歴を振り返りませんか?
タカタの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。