日精機、非開示だった今期最終は黒字浮上、未定だった配当は40円実施

　日本精機 <7287> [東証２] が9月23日朝(08:30)に業績・配当修正(国際会計基準=IFRS)を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結最終損益が1億円の黒字(前期は3.5億円の赤字)に浮上する見通しと発表した。

　同時に、従来未定としていた今期の上期配当を20円(前年同期は20円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も20円実施する方針とした。年間配当は40円となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期通期の連結業績につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による当社グループの事業活動に与える影響について、合理的に算定することが困難であることから未定としておりましたが、地域差はあるものの第2四半期以降から第4四半期にかけて徐々に回復していくものと仮定し、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき連結業績予想を公表するものです。　上記の業績予想は、現時点で入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は、新型コロナウイルス感染症の収束時期、国内外の景気動向など様々な要因により大きく異なる可能性があります。

　　当社は株主の皆様に対する安定配当の継続を基本に、配当額の決定を最重要政策と認識し、財務体質と経営基盤の強化を図るとともに、各事業年度の業績と配当性向を総合的に勘案し利益還元を図っております。　2020年8月6日に公表した「2021年3月期　第1四半期決算短信〔IFRS〕（連結）」において、2021年3月期配当予想を未定としておりましたが、上記方針及び公表した業績予想を考慮し、中間配当予想を20円、期末配当予想を20円とします。