自動車部品メーカー、通期上方修正と増配を発表
現在CME日経先物は22575円(円建て)為替は113.77円と推移している。
【ケーヒン】
ホンダ系最大の自動車部品メーカー。燃料供給システムや電子制御ユニットなどを手掛ける。売上高の約85%がホンダグループ向けで海外売上高比率は83%。
11/6に決算発表、18年3月期上期の連結税引き前利益は前年同期比22.0%増の126億円に伸び、従来の8.7%減益予想から一転して増益で着地。併せて通期を従来予想の202億円→227億円に12.4%上方修正し、一転して9.5%増益見通しとなった。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→42円に増額修正。
二輪車・汎用製品および四輪車製品の販売増加や円安効果等が寄与。米国の本格減税実現で米自動車販売も復調基調に。
バリュエーションも安く株価に上値余地が残る。
テクニカル面では日足一目均衡表において三役好転し、短期上昇波動が出現。11/6には年初来高値2218円を付けた。今回の発表を受け更なる高値追いに期待する。
業種:輸送用機器
時価総額:1610億円
PER:14.00倍
PBR:0.94倍