東エレクの急落が日経平均を下押す【クロージング】
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1300に達し、全体の8割を占めた。セクター別では、電気ガス、陸運、建設、不動産など24業種が上昇。一方、精密機器、電気機器、海運、ガラス土石など9業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、コナミG<9766>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、HOYA<7741>が軟調だった。
本日は半導体関連株中心に下落する銘柄が目立っていた。一方で、前日の植田和男日銀総裁の記者会見では「インフレ見通しの上方修正だけで金融政策が決定されるわけではない」などと述べたことから円安が一段と進み、トヨタ<7203>やホンダ<7267>、コマツ<6301>、日立建機<6305>などが買われ、相場を下支えた。また、JT<2914>や三菱電<6503>、富士電機<6504>などの好決算銘柄への物色も活発だった。
日経平均は反落したものの、東エレクの1銘柄の下落で500円近く押し下げる要因となっており、全体としては堅調な値動きだった。一方、米国では7月の雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数は前月比11万人増と伸びは6月から鈍化すると見込まれている。市場予想より弱い結果となれば、9月利下げ期待が再び高まり、日米の株式市場に好影響を及ぼす可能性はありそうだ。
<CS>
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