大引けの日経平均は前日比18.42円高の21627.34円。東証1部の売買高は13億6559万株、売買代金は2兆6254億円だった。業種別では、石油石炭製品や鉱業、海運業が上昇した一方で、医薬品の下落率は3%安となった。前日に米バイオジェンと開発中のアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」について、臨床試験を中止すると発表し、ストップ安比例配分となったエーザイの動向を受け、医薬品セクター内に売りが波及した。売買代金上位では、米半導体株高の流れ受けた東京エレクトロン<8035>が5%高となったほか、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、トヨタ自動車<7203>、楽天<4755>、SMC<6273>などが上昇。一方で、米系証券による投資判断格下げを受けたソニー<6758>のほか、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに慎重な姿勢を強めていることからメガバンク株にも金利低下圧力を嫌気した売りが入った。 <SK>
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