日経平均株価
始値 26741.80
高値 26938.43(14:07)
安値 26665.44(10:06)
大引け 26871.27(前日比 +379.30 、 +1.43% )
売買高 11億0957万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6990億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅高で3日続伸、2万6000円台後半に浮上
2.一時2万6900円台まで上昇し、大台替えを視界に入れる
3.前週末の米株急伸を受け投資家心理改善、リスク選好が続く
4.期待インフレ率低下でFRBの引き締め強化への懸念は後退
5.アジア株高も好感、値上がり銘柄は1300弱と7割占める
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比823ドル高と大幅に続伸した。米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が速報値に比べ下方修正されたことなどが前向きに受け止められ、ハイテク株などに見直し買いが入った。
週明けの東京市場では、前週末の欧米株高を受けリスク選好の流れが継続、日経平均株価は高く始まった後も上値を追い、一時は2万6900円台まで上値を伸ばした。
27日の東京市場は、前週末の地合いを引き継ぎ主力輸出株中心にリスクオンに傾いた。前週末の欧州株市場がほぼ全面高に買われたほか、米国株市場ではNYダウが800ドルを超える上昇を示すなど投資資金の流入が加速、これを受けて市場のセンチメントが改善した。米国では発表された景気指標が、個人の期待インフレ率の低下を示唆、これを受けてFRBによる過度な引き締め懸念が後退したことから、東京市場でも幅広く買い戻しを誘発した。取引時間中はアジア株が総じて堅調だったほか、米株価指数先物も朝安後に切り返すなど、頑強な値動きを示したことが追い風となった。日経平均は6月13日以来2週間ぶりの高値圏に浮上している。値上がり銘柄数は1300弱に及び、プライム市場全体の7割にあたる銘柄が上昇した。
個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920>、同3位の東京エレクトロン<8035>の半導体製造装置主力2銘柄が揃って上昇したほか、ソフトバンクグループ<9984>も買いが優勢だった。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株も買い戻された。ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>も堅調、キーエンス<6861>も値を上げた。ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>が急騰、ダブル・スコープ<6619>は商いを伴い大幅高。東京電力ホールディングス<9501>も物色人気を集めた。
半面、レノバ<9519>が軟調、KDDI<9433>、NTT<9432>などが値を下げ、三井住友フィナンシャルグループ<8316>も冴えない。広済堂ホールディングス<7868>、エムアップホールディングス<3661>が大きく売り込まれ、ラクーンホールディングス<3031>、RPAホールディングス<6572>も急落、Gunosy<6047>の下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、東エレク <8035>、ファナック <6954>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約170円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、花王 <4452>、アステラス <4503>、住友不 <8830>、三井不 <8801>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約30円。うち22円はKDDI1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)機械、(4)電気・ガス業、(5)パルプ・紙。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)ゴム製品、(3)陸運業、(4)銀行業、(5)空運業。
■個別材料株
△nms <2162> [東証S]
住友商 <8053> [東証P]が運営するベトナム工業団地で製造支援サービスを拡充。
△セントラル総 <3238> [東証S]
指標面の割安さと信用買い残など需給面でも軽さが意識。
△稀元素 <4082> [東証P]
26日の「がっちりマンデー!!」で紹介される。
△一工薬 <4461> [東証P]
85万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△大塚HD <4578> [東証P]
「ブレクスピプラゾール」がアルツハイマー認知症に伴う行動障害の治験で有効性確認。
△ゲームウィズ <6552> [東証S]
アルテリア・デジハHDと提携。
△三菱重 <7011> [東証P]
エジプトの石油精製大手と水素燃焼技術を導入する契約を締結。
△アイスコ <7698> [東証S]
猛暑への警戒でアイス需要増に思惑。
△東電HD <9501> [東証P]
電力需給逼迫を背景にフシ目の500円台回復。
△ミスミG <9962> [東証P]
5月売上高は6%増で3カ月ぶり前年上回る。
▼川本産業 <3604> [東証S]
WHOがサル痘「緊急事態」見送り。
▼グロームHD <8938> [東証G]
23年3月期大幅減収減益で減配も。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ダイヤHD <6699>、(2)WSCOPE <6619>、(3)一工薬 <4461>、(4)川崎汽 <9107>、(5)やまみ <2820>、(6)東電HD <9501>、(7)クミアイ化 <4996>、(8)ジェイリース <7187>、(9)サイボウズ <4776>、(10)稀元素 <4082>。
値下がり率上位10傑は(1)広済堂HD <7868>、(2)エムアップ <3661>、(3)ラクーンHD <3031>、(4)RPA <6572>、(5)モバファク <3912>、(6)Gunosy <6047>、(7)インテリW <4847>、(8)住友大阪 <5232>、(9)エフオン <9514>、(10)EMシステム <4820>。
【大引け】
日経平均は前日比379.30円(1.43%)高の2万6871.27円。TOPIXは前日比20.70(1.11%)高の1887.42。出来高は概算で11億0957万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1297、値下がり銘柄数は462となった。東証マザーズ指数は674.10円(2.43円高)。
[2022年6月27日]
株探ニュース
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