東京株式(前引け)=反発、買い優勢も薄商いで上値に重さ
きょう前場の東京株式市場は、米株高に加えて為替が円安傾向となったことを受け押し目買いを誘うかたちとなり、日経平均は反発に転じた。前日までの4日続落で値ごろ感が働いた一方で、自律反発の域を出ず上値にも重さがみられた。現地28日(日本時間では3月1日午前)に予定されるトランプ米大統領の議会演説に対する思惑が買い方を慎重にさせている。前場の売買代金は9000億円を下回るなど低調だった。
個別ではIHI<7013.T>が大きく上昇したほか、コマツ<6301.T>も堅調。JR九州<9142.T>も買い優勢となった。メディアドゥ<3678.T>がストップ高となり、ソディック<6143.T>、ヤマシンフィルタ<6240.T>も値を飛ばした。ディップ<2379.T>、セイコーホールディングス<8050.T>なども高い。半面、東芝<6502.T>が軟調、アサヒグループホールディングス<2502.T>も冴えない。TOWA<6315.T>が売られ、アコム<8572.T>、日産化学工業<4021.T>なども値を下げた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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