【↑】日経平均 大引け| 急反発、中東懸念が和らぎ買い戻しが優勢 (3月10日)
日経平均株価
始値 53524.09
高値 54694.89
安値 53487.19
大引け 54248.39(前日比 +1519.67 、 +2.88% )
売買高 28億568万株 (東証プライム概算)
売買代金 7兆7116億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反発、1500円超の上昇で5万4000円台回復
2.トランプ米大統領がイラン攻撃終結に言及、リスクオンに
3.米半導体株高を引き継ぎ、東京市場も同関連に物色の矛先
4.原油市況は急騰後に時間外で急落、過度な不安心理は後退
5.個別株の9割が高く、業種別では33業種中32業種が上昇
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比239ドル高と3日ぶりに反発した。トランプ米大統領が対イラン軍事作戦の早期終結の可能性を示唆したことを好感し買いが優勢となった。
東京市場では、幅広く買い戻される展開となり、日経平均株価は5万4000円台を回復してこの日の取引を終えた。
10日の東京市場は、前日の急落の反動で広範囲の銘柄に買いが流入、日経平均も大きくリバウンドに転じた。トランプ米大統領がイランへの軍事攻撃が間もなく終結するとの見方を示したことで、これを材料視する形で前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに反発。東京市場もリスク選好の流れを引き継いだ。前日の米株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%近い上昇をみせたことを受け、半導体関連の主力株が商いを伴い買われ、これが全体相場に大きく貢献した。原油価格は急騰後に時間外取引で急落するなど荒れた値動きながら、原油高に対する過度な不安心理が後退したことも投資家心理に追い風となった。値上がり銘柄数は1400を上回り、プライム市場全体の89%の銘柄が上昇した。業種別では33業種中、鉱業を除く32業種が上昇。非鉄株の上げが目立っている。
個別では、本日も断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が大きく切り返し、売買代金2位と3位に入った古河電気工業<5801>とフジクラ<5803>も大幅に上昇した。アドバンテスト<6857>も商いを伴い上値を追ったほか、レーザーテック<6920>の急騰が目立っている。JX金属<5016>が買われ、三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>など防衛関連も堅調。トヨタ自動車<7203>もしっかり。大崎電気工業<6644>、ダブル・スコープ<6619>、エンプラス<6961>が値を飛ばした。
半面、リクルートホールディングス<6098>が安く、サンリオ<8136>が軟調、ローム<6963>も利益確定売りで大きく値を下げた。富士通<6702>が冴えず、ユニチカ<3103>も売りに押された。マネーフォワード<3994>が急落したほか、ラクス<3923>、SHIFT<3697>、Sansan<4443>、サイボウズ<4776>なども売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、SBG <9984>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約644円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098>、ニトリHD <9843>、ローム <6963>、キッコマン <2801>、イオン <8267>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約29円。
東証33業種のうち32業種が上昇し、下落は鉱業のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)非鉄金属、(2)電気機器、(3)卸売業、(4)その他製品、(5)機械。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)サービス業、(2)陸運業、(3)食料品、(4)小売業、(5)海運業。
■個別材料株
△三井住建道路 <1776> [東証S]
三井住友建設が完全子会社化目的にTOB。
△キオクシア <285A> [東証P]
米サンディスク
△Syns <290A> [東証G]
8機目となる小型SAR衛星StriXシリーズの打上げを発表。
△パス <3840> [東証S]
子会社が韓国バイオテクノロジー企業と業務提携。
△三井金属 <5706> [東証P]
中国にレアアースの営業拠点を新設へ。
△サンコール <5985> [東証S]
「SNコネクタ」の拡大に期待膨らむ。
△アライドHD <6835> [東証S]
100万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△3DM <7777> [東証G]
止血剤の欧州用途拡大期待と第3四半期決算の進捗率に期待。
△任天堂 <7974> [東証P]
売出価格決定で悪材料出尽くし。
△朝日放送HD <9405> [東証P]
期末配当12円増額し中期経営計画を発表。
▼アサヒ <2502> [東証P]
25年12月期第3四半期最終利益が市場予想を下回る。
▼ローム <6963> [東証P]
S&Pがデンソー <6902> の財務余力縮小を懸念。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)Jディスプレ <6740>、(2)レーザーテク <6920>、(3)大崎電 <6644>、(4)WSCOPE <6619>、(5)エンプラス <6961>、(6)朝日放送HD <9405>、(7)Vテク <7717>、(8)KLab <3656>、(9)山一電機 <6941>、(10)タツモ <6266>。
値下がり率上位10傑は(1)マネフォ <3994>、(2)ローム <6963>、(3)ラクス <3923>、(4)SHIFT <3697>、(5)Sansan <4443>、(6)サイボウズ <4776>、(7)NSSOL <2327>、(8)サンリオ <8136>、(9)ニトリHD <9843>、(10)シスメックス <6869>。
【大引け】
日経平均は前日比1519.67円(2.88%)高の5万4248.39円。TOPIXは前日比88.44(2.47%)高の3664.28。出来高は概算で28億568万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1416、値下がり銘柄数は159となった。東証グロース250指数は772.53ポイント(29.44ポイント高)。
[2026年3月10日]
株探ニュース
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