大引けの日経平均は前日比278.03円安の26436.39円となった。東証1部の売買高は10億
7265万株、売買代金は2兆0319億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、鉱業、海運業、鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭製品が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の92%、対して値上がり銘柄は6%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>やキーエンス<6861>が2%超、ソニー<6758>が3%超の下落。富士フイルム<4901>は「アビガン」の新型コロナ治療薬としての承認が見送られ、6%近い下落となった。その他売買代金上位も任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、エムスリー<2413>、三菱UFJ<8306>など全般軟調。西松屋チェ<7545>やクスリのアオキ<3549>は好決算ながら材料出尽くし感から売りが出た。また、三谷産業<8285>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ファーストリテ<9983>やSUMCO<3436>、アドバンテス<6857>は逆行高。川崎重<7012>は構造改革への期待から買い優勢で、世界最大級のごみ焼却発電を受注したと伝わった日立造<7004>は3%超上昇した。
また、トレックスセミ<6616>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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