リード、上期経常を赤字縮小に上方修正

　リード <6982> [東証Ｓ] が8月9日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は2400万円の黒字(前年同期は4000万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の6000万円の赤字→4000万円の赤字(前年同期は1億5000万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
　なお、通期の同損益を従来予想の6000万円の黒字(前期は1億4200万円の赤字)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-7.0％→0.1％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社売上の９割を占める自動車用部品部門において、半導体供給不足の影響が、当初計画に比べ徐々に緩和され、受注が増加したことに加え、原材料価格や電気料の高騰があったものの、人員配置の適正化や物流コストの削減等、生産性改善が進んだことから、2022年５月13日に公表した2023年３月期第２四半期業績予想を上記のとおり上方修正いたします。　なお、通期の業績予想につきましては半導体供給状況や新型コロナウイルス感染症の影響等、不透明な状況もあることから、変更しておりませんが、今後状況に応じて適切な開示を行ってまいります。　また、配当予想の修正はございません。　(注) 上記の予想は、本資料の発表日現在おいて入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。