大引けの日経平均は前日比195.19円安の27116.11円となった。東証プライム市場の売買高は11億1196万株、売買代金は2兆7196億円だった。セクターでは海運、保険、機械を筆頭に全般売り優勢の展開となり、上昇したのは陸運、空運の2業種のみとなった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の68%、対して値上がり銘柄は27%だった。
個別では、米AMDの業績下方修正や韓国サムスン電子の減益決算を受けてアドバンテスト<6857>やスクリン<7735>などの半導体関連が下落。ディスコ<6146>は速報値での出荷額がネガティブ視されたことも加わり大幅安。ハイテクではTDK<6762>、イビデン
<4062>、新光電工<6967>をはじめ全般大きく下落。三菱UFJ<8306>、第一生命HD<8750>
の金融関連や、郵船<9101>、商船三井<9104>の海運、三菱重工<7011>、IHI<7013>、住友鉱山<5713>、日本製鉄<5401>などの市況関連株が総じて軟調。マツダ<7261>、日産自<7201>、三菱自<7211>の自動車関連も安い。7&I−HD<3382>は業績予想を上方修正も事前の観測報道から出尽くし感に繋がり大きく下落。オンワード<8016>も同様に決算が出尽くし感に繋がった。住友化学<4005>は営業利益の下方修正で下落。C&R<4763>
は6-8月の営業減益が嫌気されて急落した。
一方、前日にレーティング格上げがあったレーザーテック<6920>は半導体関連の中で大きく逆行高。ダブル・スコープ<6619>も連日で大幅高。JR東日本<9020>、JR東海<
9022>の陸運、JAL<9201>、ANAHD<9202>の空運のほか、エイチ・アイ・エス<9603>、エアトリ<6191>、オープンドア<3926>などインバウンド関連が総じて高い。ローム<6963>は業績予想を上方修正し大幅に上昇。レーティング最上位でのカバレッジが観測されたエノモト<6928>、上半期決算が堅調だった乃村工藝社<9716>はそれぞれ急伸となった。
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