大引けの日経平均は前週末比203.80円安の26547.44円となった。東証1部の売買高は11億6647万株、売買代金は2兆2428億円だった。業種別では、空運業、精密機器、金属製品が下落率上位だった。一方、パルプ・紙、その他製品、鉱業が上昇率上位だった。
東証1部の値下がり銘柄は全体の79%、対して値上がり銘柄は18%となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>などがさえない。エムスリー<2413>やSUMCO<3436>は4%超、ANA
<9202>は5%超の下落となった。大飯原発3、4号機の設置許可取り消しを命じる判決が嫌気された関西電力<9503>も大きく下落。また、電気自動車(EV)用リチウムイオン電池は手掛けていないと公表した古河電池<6937>はストップ安水準で取引を終えた。
一方、任天堂<7974>、東エレク<8035>、デンソー<6902>が堅調で、トヨタ自<7203>は小じっかり。決算が好感された日駐<2353>、自社株買い実施を発表した凸版印<7911>、一部証券会社の投資判断引き上げが観測されたトヨタ紡織<3116>は急伸した。また、エイチーム<3662>はストップ高水準で取引を終えた。
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