―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 サイオス <3744>
21年12月期の連結経常利益は前の期比56.3%増の4億円に拡大したが、従来予想の5億1000万円を下回って着地。
▲No.2 メルカリ <4385>
22年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結最終損益は27.2億円の赤字(前年同期は41.1億円の黒字)に転落した。
▲No.3 高田工 <1966>
22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比61.1%減の7.1億円に大きく落ち込み、通期計画の11.5億円に対する進捗率は62.1%にとどまり、5年平均の81.8%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3744> サイオス 東2 -14.98 2/ 3 本決算 -70.00
<4385> メルカリ 東M -14.00 2/ 3 上期 赤転
<1966> 高田工 東2 -5.12 2/ 3 3Q -61.09
<7177> GMO-FH JQ -4.63 2/ 3 本決算 -
<9878> セキド 東2 -2.71 2/ 3 3Q 3140.00
<4107> 伊勢化 東2 -2.25 2/ 3 本決算 -12.61
<7705> ジーエル 東2 -1.36 2/ 3 3Q 34.74
<5217> テクノクオツ JQ -1.22 2/ 3 3Q 33.70
<2226> コイケヤ JQ -1.17 2/ 3 上期 -36.07
<9849> 共同紙 JQ -1.04 2/ 3 3Q 赤拡
<6639> コンテック 東2 -1.03 2/ 3 3Q 32.26
<3242> アーバネット JQ -0.68 2/ 3 上期 -69.01
<5446> 北越メ 東2 -0.50 2/ 3 3Q 赤転
<7538> 大水 東2 -0.41 2/ 3 3Q -
<6930> 日本アンテナ JQ -0.25 2/ 3 3Q 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
日本アンテナのニュース一覧- 独立役員届出書 2024/06/11
- 2024年定時株主総会招集通知及び株主総会資料 2024/06/05
- 日本アンテナ、前期経常は赤字縮小で上振れ着地・1-3月期(4Q)経常は赤字縮小、今期業績は非開示 2024/05/15
- (開示事項の経過)固定資産の譲渡及び特別利益の発生見込みに関するお知らせ 2024/05/15
- 2024年3月期 決算短信[日本基準](連結) 2024/05/15
マーケットニュース
- 14時の日経平均は10円高の3万8643円、ファストリが52.96円押し上げ (06/21)
- 13時の日経平均は36円安の3万8596円、SBGが56.1円押し下げ (06/21)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位にインテG (06/21)
- 米国株見通し:下げ渋りか、低調なPMIで早期利下げ観測も (06/21)
日本アンテナの取引履歴を振り返りませんか?
日本アンテナの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。