後場の日経平均は497円高でスタート、NESICや東電力HDなどが上昇
日経平均;39401.52;+497.84TOPIX;2713.14;+31.12
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比497.84円高の39401.52円と、前引け(39390.49円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は39360円-39460円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=153.30-40円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が一時上げに転じたが総じて軟調で0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で下げ幅を広げ1.2%ほど下落している。
後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることが東京市場で安心感となっているもよう。一方、明日の日銀金融政策決定会合の結果発表と植田総裁の会見、11月1日の10月の米雇用統計発表、11月5日投開票の米大統領選など重要イベントが控えており、これらを見極めたいとして上値追いには慎重な向きもある。
セクターでは、電気・ガス業、非鉄金属、精密機器が上昇率上位となっている一方、証券商品先物、小売業が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、山崎パン<2212>、ディスコ<6146>、NESIC<1973>、フジクラ<5803>、ローツェ<6323>、TOWA<6315>、レーザーテック<6920>、東電力HD<9501>、キーエンス<6861>、SMC<6273>が高い。一方、カプコン<9697>、中外薬<4519>、NEC<6701>、神戸物産<3038>、コマツ<6301>、さくら<3778>、7&iHD<3382>が下落している。
<CS>
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