東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、海運、非鉄金属、卸売、電気機器など29業種が上昇。一方、電気ガス、空運、鉱業、水産農林の4業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった半面、トレンド<4704>、ニチレイ<2871>、ソシオネクスト<6526>が軟化した。
前日の米国市場はNYダウが反落したものの、S&P500種指数、ナスダック指数はともに最高値を更新。また、米商務省は2日、人工知能(AI)向け高帯域幅メモリーおよび半導体製造装置の中国向け販売に新たな制限を加えると発表した。ただ、日本やオランダなどの主要同盟国には適用除外が認められたことが投資家心理を上向かせた。11月の米ISM製造業景況指数が市場予想を上回る結果となり、堅調な米経済を手掛かりに国内の景気敏感株にも値を上げる銘柄が増え、日経平均の上げ幅は一時900円を超えた。
日経平均は心理的な節目の39000円を回復し、上値抵抗帯として意識されていた25日線を突破した。ただし、ヘッジファンドなどの短期筋による買い戻しが主で、ここからさらに上値を目指すには新たな材料が必要との指摘が多い。短期的な株価上昇の反動から利益確定売りが想定され、上値の重さが意識されよう。また、本日は米国で10月の雇用動態調査が発表され、12月の利下げ観測を強める結果になるのかどうかにも投資家の関心が集まっている。
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